今夏の特徴…「手足口病」大流行 首、膝にも [ニュース]

マスク 放射能・花粉対策マスク

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 手や足に発疹ができ、子どもが感染しやすい手足口病がこの夏、大流行している。今年は、手や足以外にも発疹が広がったり高熱が出たりするタイプが多いのが特徴だ。感染してもほとんどは自然に治るため、冷静に対処したい。
 ■ほとんどは自然に治癒
 
 手足口病はエンテロウイルスの感染が原因で、例年、夏に流行する。口の中や手足に2~3ミリ大の水ほうが現れる。38度程度の熱が出ることもあり、4歳頃までの乳幼児がかかりやすい。

 せきやくしゃみで唾液が空気中に飛散したり、ウイルスが潜んだ便が付着した手で口などを触れたりすることで感染する。多くは軽症で発疹も数日で治まる。まれに重症化し髄膜炎や脳炎を起こすことがあり、2日以上続く高熱や嘔吐などの症状があった場合は医療機関を受診しよう。

 国立感染症研究所感染症情報センター(東京)のまとめでは、西日本から始まった流行が、首都圏にも広がってきた。全国約3000か所の小児科病院、診療所の報告数は、第28週(7月11日~7月17日)に1施設当たり10・98人となり、過去最高だった前週の記録を更新。第29週(7月18日~7月24日)に8・89人と減少に転じたが、それでも前年同期の2・5倍の多さだ。

 エンテロウイルスにはいくつかのタイプがあるが、例年なら少ない「CA6型」が、今年は半数を超える(7月下旬現在)。発疹がお尻や膝、首などにも広がり、5ミリ以上あるものも多い。39度の発熱も珍しくない。同センター主任研究官の安井良則さんは「例年の手足口病とは症状がやや異なるが、ほとんどが自然に治るので慌てないでほしい」と話す。

 夏に流行する代表的な感染症には、手足口病のほか伝染性紅斑(リンゴ病)や咽頭結膜熱(プール熱)がある。

 リンゴ病は、感染から10日ほどで頬がリンゴのように赤くなったり、手足にレース状の発疹が出たりする。感染しても発症しないこともあり、大人の多くは免疫を持っているとされ、一度かかった人が再びかかることはない。妊娠中に感染すると流産や死産の恐れがあり、注意が必要だ。

 プール熱は、目や喉の粘膜にアデノウイルスが付着し、発熱や結膜炎、喉の痛みをもたらす。プールでの接触や、タオルを使い回すことなどが原因で感染が広がることで知られる。突然39度前後の高熱が出るのが特徴で、多くは4~5日で自然に回復する。

 これらの感染症に特効薬はない。マスクなどでせきやくしゃみが飛ばないよう気をつけ、手洗いをしっかり行って感染を防ぐことが大切だ。

 特に手足口病は、症状が治まっても感染後1か月間は便の中にウイルスが潜んでいることがある。排便後やおむつ交換の際の手洗いを徹底したい。ウイルスが付着することがある固形せっけんより、液体せっけんの方が望ましい。(野村昌玄)


(この記事は社会(読売新聞(ヨミドクター))から引用させて頂きました)
家にも3歳の子供がいるので
注意はしたいですね。
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